ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―

もはや何日に行ったもんだか忘れちゃったのですけども、
国立新美術館のシュール展を見に行きましたんです。
うたちゃんも一緒にね。



何か平日なのに結構な人出で、こんなに多くの人がシュールに関心を持っているという事実にまず吃驚しました。
感想ですが、浅学なものでなかなかどうしてよく解りません。
レベルとしては、マンレイやらダリやらマグリットやら普通に美術の資料集で見ることが出来るものを判別できる程度です。
こういうもの見ているとき、「解った気になっている」感じの方をよく見かけるわけですが、私めももれなくその一員です。
大体、よくわからんもんですよね。こういうのって、普通に何の知識も無しに見て「わー綺麗」とか「見事だなぁ」とか思う感じの絵じゃないもん。
ちょっと解りたいと思ったら、音声ガイドちゃん(500円也)を借りると、素敵にいい感じだと思います。ていうか、私も借りれば良かった!わからんものを理解するための努力ってもんを惜しむと、物の面白みは確実に下がる気がします。でも正直、理解なんかしたら負けな感じもします。「わかりますよ!これって〜」とか凡人がしたり顔で言ったら、シュルレアリストの面々、鼻で笑いそうな感じだもの。


私が好きなダリの絵はちょびっとしか無かったけども、ダリはなんか・・・やっぱり頭ひとつ出てんなぁ、と思いました。
ダリって本当にイケメンだ。そして、やっぱり草間彌生と目つきが激似。ダリがすきっていうのは、若さのあらわれのような気がします。


そのあと、叔母にデンマーク料理のレストランでディナーをご馳走になりました。ミートボール、ガトーショコラ、美味し。
私は非常に張り切った格好して行ってしまったので、寒かったです。雨の日にオープントゥのブーツなんか履くもんじゃねぇ。


やはりと思ったけども、
石井御大もこの展示、しっかりとご覧になったようでした。
最近けっこうな頻度で氏とニアミスしているようです。
これが都会パワーか。
これは、周辺でガリガリの黒髪ロン毛のシャレオツおじさ・・・おにいさんを見かけたら、百パー御大だと思っていいですね。
でももし遭遇したとしても声なんか勿論掛けられたもんじゃありませんから、遠巻きにガン見しておくことにしますね。


今回の展示ってパリのポンピドゥーセンターよりの出展なんですが、ここってリサとガスパールが住んでいるところなんだよね。
ごく最近まで、ポンピドゥーセンターって紀ノ国屋みたいな高級スーパーのことだろうと思っていたのは内緒です。