ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

こんな奴が成人する世も末

週に一度の通院以外、住んでいる町から出ないという凄まじいニート振りを遺憾なく発揮する中。


誕生日は、ケーキに立てる蝋燭の代わりに煙草に火をつける、というクサい真似をしてみた。独りでケーキなんぞ食わずに、馴染みのサ店で煙草を燻らす女。・・・ハードボイルドが好きなのだ。


しかしあっけなく少女の時代は終わってしまった。
こんなことじゃあっという間に20代も駆け抜けて三十路になるに違いない。
私は昔から、30,40くらいになったときの理想像というのがあって、ハイヒールとトーク帽が似合う、インテリジェンスとエスプリを備えた小粋な女性(※読み:『ひと』)になりたかったのだが、そんなカッコイイ女にはどうもなれそうにない。(参考画像↓)


しかし結局ケーキは後日、私を慰めにやって来たお兄ちゃんとサシで食べました。お兄ちゃん、私ひとり暮らしなのにホールのケーキ買ってきやがって・・・。おかげで3日間ケーキ漬けで顔中にニキビ出来たわ・・・。いや、美味しかったけどさ!
うちのお兄ちゃんは本当にすごく優しい男なんだが、女の子と居る時でも話題がアニメかゲームか漫画の三択っていうのがなんともお察し下さいだよなあ^^;なんとか近いうちにディープで優しいお嫁さん貰って欲しいよ、私はなんかもうどうでもいいから・・・!


今日は病院行ってテストの結果聞いたのだけど、なんか・・・うん・・・何とも言えないなぁ。分析結果の用紙をくれるわけでもないので、内容も既にうろ覚え。とにかく、今後については要相談という事で一旦切った。これでいいのか。どうなるんだろう。どうしよう。悩む。



家に帰ってきてからは毎週の恒例で映画を観た。
マルタのやさしい刺繍

マルタのやさしい刺繍 [DVD]

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これ、確か実家に録画してあった筈なのに借りてきてしまった。まあいいか、100円だ。
スイス映画である。ヨーロッパらしい森林と綺麗な色づかい。しかし思わぬところでドイツ語コンプが再発。そっか・・・スイスってドイツ語圏か・・・(※第三言語独語選択で撃沈)。でもスイスドイツ語はやっぱり普通のドイツ語とは違って、フランス語的でもある。挨拶で「サリュ!」とか言ってたし。
四人のおしゃれなご婦人(けっこうなおばあちゃん達だけどひとりはまだ若い)たちは素敵。田舎って本当に、閉鎖的なんだよね、倦んでいくよね、と思って自分を持て余し気味な村の若い女の子達を少し憐れに思ったり。でもそんな中で奮闘するのがおばあちゃんなのが凄い。いくつになっても「女は女である」というのがセクシーでいいと思った。
文化的なコミュニティの中で活発に活動してるお年寄りってリア充だよね。おばあちゃんでさえ彼氏がいるのにお前ときたら・・・!orz



シャーロック・ホームズが何回目かのマイブーム到来中なので、ふと『名探偵ホームズ』(犬ホームズね)観たらOPがあまりに懐かしくて涙が出ました。
ダ・カーポの曲よすぎる。OP:『空からこぼれたSTORY』ED:『テームズ河のDANCE』どっちも最高。 そして、宮崎監督がいい仕事しすぎ。ジブリ以前の名作。


「いい年してアニメ観て泣くとかww」
そんな風に考えていた時期が私にもありました。
いい年だから泣くんだな。