ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

気焔を吐いても息爽やか

・・・・・・ひょっとして、2月って28日で終わるんです?
おいおい、ちょっと冗談じゃないですね(^ν^)


春休みに入ってからというもの堕落の一途をたどり、奇妙な時間に寝起きし、小説を書き散らすも自分の文章力のなさに絶望して電話口で号泣、という醜態をさらすなどして情緒不安定になっていましたが、無病息災です。
無職状態になると悲惨な駄目人間加減がみるみる浮き彫りになって自爆、というのはいつものパターンで、もう絶望する事に慣れてきました。絶望が日課だ。安い絶望。


来月の頭あたり実家に帰省しようと決めた途端、用事の数々が舞い込み、周囲と自分とのスケジュールの噛合わなさに苛立って、タスマニアデビルのごとく「しゃあ」と歯を剥いてゐた。のだった。
だが、帰るときは帰らねばならん。だが待て、北国は寒い。聞けば聞くほどに過酷な状態です。豪雪地帯など、人の住む処ではないよ。南の島に生まれたかった。椰子の実、一つ。


又吉さんのことはよく知らんのですが、彼は、村上春樹の処女作『風の歌を聴け』について、冒頭の、「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」というフレーズを、「自分が言った事にならへんかな」と思っている、という趣旨の事を何処かで書いておられたが、私はキリンジの『癇癪と色気』という曲に就いて、同様のことを思っている。


「気焔を〜吐いても、息さわやか♪」
今すぐにでも、キシリトールガムのCMに使えそうなこれ。このフレーズ。こんな人に成りたいな、アア。


滅多にというか全然他人に対して意見(らしきもの)を言わない(※言えない)ので、勿論「気焔を吐い」たりしないんですけれども、まれに話し合いの場で怒って興奮したりするとなんかもう胸中メタメタになっちゃって、「顔真っ赤にして涙目」という一番かっこ悪い状態になってしまうので、ディベートとかは本当に只の地獄です。基本的に、大学での意見交換会みたいな場では転覆していました。もう基本的にもう、胸中メタメタ。神経系がメタメタ。なんなら公衆の面前で泣く勢い。で、後輩がおろおろするパターン。みっともねえ!



ラーメンズ片桐仁さんは好きです。

彼の、どうしちゃったの博士?って感じの天パとか、大きさが違う左右の目とか、発声が甘いために罵詈雑言or下ネタも穏やかに聞こえる口調とか、実は偏差値の高い高校出てたりとか、だけど多摩美には補欠で合格してたりとか、バレンタインのチョコレートがバキバキに踏み割られた悲惨な青春時代とか、ヲタ話のときだけ饒舌になったりとか、実家が公文式とか、子どもが可愛かったりとか、妻子持ちなのに童貞ぽかったりとか、超ヘンな服が超似合ったりとか、基本ブサメン扱いだけど髪を纏めて眼鏡を取ってるとどう見てもイケてたりとか、なんか良い所いっぱい挙げてみたけど、いざ仲間になったら大分ややこしそうな性格とかが、好きです。


トップランナー再放送、見ました。

<雑感>

◇仁さんのリアル猫プリントTシャツは『あちゃちゅむ』みたいで先取ってるなぁ

◇『たかしと父さん』 父さん発汗し過ぎ

◇小林さんはNOドーラン? そばかすクッキリ

◇基本、司会と目が合わない二人(だがお互いはガン見)

◇小林さんの幼少時はお坊ちゃんぽくて可愛い。仁さんの学生の頃はどう見てもモテない。

◇小林さんの語る笑いの理論とか、ラーメンズの由来とかは知っていた。『Rahmen(独)+s』の由来説は本当にカッコイイ。

ラーメンズの本質をズバリ言い当てるさとう珠緒さん

◇『俺メット』のみつあみはミーシャをイメージ

◇常にお寿司が食べたい状態で生きている仁さん(他にはゼリー・湯葉・ヨーグルト・豚バラが好き)

◇小林さんの悪夢が個性的且つ洒落怖



小林さんの話し方と目線がぶっちゃけ(今で言う)コミュ障ぽいところと、傍らで喋る相方への暖かなまなざしがよかったです。あとは最後、とんでもない感じの悪夢を見ている小林さんに、仁さんが「それはねぇ〜、野菜を食べてないからだッ!」って言ってあげるところとか、非常によかったです。
こういう、小林さんのエッジが仁さんによってほどよく中和されているところが好きなんですよねぇ・・・。

こう、その、私はお笑いのこととかは本当に門外漢で、そんなに好きなグループとかいないし、ラーメンズに関しても、「『ラーメンズ』って、アニメ界におけるビバップとか攻殻とかといっしょで、とりあえず誉めときゃ通ぶれるってことでしょ?」っていう通ぶった意見にはぐぬぬぐうの音も・・・って感じなのですけれども、うーん何ともはや・・・


<余談>

近年おもしろツイートで話題をあつめた田辺誠一さんが司会だったのですが、何かこう、とても美しくて、あらためて彼が大塚寧々さんとご夫婦というのは非常に萌えや・・・と思った。



上京してきた時には、「大学入ったらラーメンズの本公演があるかも!」という期待があったのですが、無いまま四年目に突入しようとしています。
やはり、二人そろってのコントを劇場で一度見てみたい・・・そして中村明日美子先生とバッタリ遭遇したい・・・。(先生はラーヲタと思われる)


いつも「ロッチ中岡じゃねぇよ・・・!仁さんは美仁・・・!」と主張しているのに、今日、母に電話口で仁さんを説明するのに、「あのほら・・・、『SP』で被害者役やった・・・、リバプール・クリーニングに殺された人・・・、縄文人みたいな顔してる・・・」とか言ったら通じたんですけど、なんかちょっと哀しかったですね。


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