ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

それでも整然と営む冷凍都市の暮らし

課題のドイツ文学がぜんっぜん読めてなくてヤバいです。
なのにブログを更新します・・・(^〜^)



『アメリカン・ポップ・アート展』を見に行きました。
八月からやっていて、今日で終わりだったようです。
六本木の国立新美術館でした。


例によって別段知識もなく、「ウォーホルとリキテンスタインが好きです!(^^)」的パンピーだったのですが、十分楽しめました。
展示点数は200点ちょい。

中でも、気になったのはジャスパー・ジョーンズの作品。
ジョーンズさんは、星条旗の作品ぐらいは知っていましたが、ほぼ初見でした。【死体と鏡】とか【ダッチワイフ】とか、殺伐としたタイトルで非常に抽象的なものを作っておられ、「OH…アイロニカルな人なんだろーか」と思いきや、【うす雪】というタイトルの、本当に淡い色合いの、うつくしい線模様で描いた絵なんかがあったりして、なんだか心をかき乱される感じがしました。

あとは、クレス・オルデンバーグ。
チロルちゃんの言葉を借りれば、作品が「メルトしまくって」おり、物体が柔らかく溶解しているような感じが印象的でした。【ジャイアント・ソフト・ドラム・セット】は相当見応えがありましたね。あれが部屋に置いてあったらたしかに凄い。

目玉のウォーホルは、途方もなく大きな作品なのかと思っていましたが、サイズは182.9×254.3cmということでした。よく見ると、ひとつひとつ缶のディティールが異なっており・・・まさかのALL手書きということでしたので、たしかにこりゃあ最高傑作だ!と納得。実際に見られてよかったです。

ウォーホルは白髪でイケてるし、本人自身が資本主義のファッション・アイコンみたいで、本当にカッコいいなァ・・・。


これらの作品は、キミコ・パワーズ夫人のお邸に実際に置かれてあって、本当にカジュアルに気張らず、芸術作品が家に馴染んでいる感じがとても素敵でした。

チロルちゃん&ふゆもりちゃん、おつきあいありがとう〜♡
おかげさまで愉しかったよ〜



一階のカフェテリアで飲んだソーダ。ウォーホル作のキミコ夫人の絵に因んで色とりどり。私は赤のグレナデン・ソーダで、ふゆたんは緑のミント・ソーダ(モロ歯磨き粉味!w)



いやあ・・・しかし先日は宅の父が急な病を得まして、入院などする騒ぎになり、ちょっと頭の中とっ散らかったまま生活していたのですが、なんとか手術も成功したのでよかったです。

それがきっかけというわけでもないのですが、自分の将来の方針につきましても、良い意味での諦めというか覚悟みたいなものも出来て、いまは「人生色々」という言葉を噛み締めております。ウン、ここまできといて今更人生うっちゃれないしなァ・・・。

自分も二十歳を過ぎて、親が死ぬ生きるの病気をする齢にもなったのだな・・・、とあらためて実感しました。
娘としてしっかりしないとダメだな、と思いつつ、多分しっかりしてない方の人生を歩みそうではあるんだが・・・。お兄ちゃん、よろしく頼んます・・・(-ω-;)


ひとりでは用も足せず、じれじれしているらしい父を癒そうと送ったコスモス。


近所を散歩したら普通に養鶏場があってニワトリが走り回っててびっくりして、その先にあった小さな神社に咲いていました。

いきなり寒くなったので、みなさま養生しませう。