ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

山へ行くつもりじゃなかった

今日はどうしても大学に行きたくなかった。

五月病に立ち向かう宣言をした舌の根も乾かぬ内に、サボタージュの気配が濃厚に立ち込めた。能動的逃避が必要だった。

「私は勉強が嫌いなんではなくて、『学校』という場所・システムがどうやら根っから苦手らしい」
というのを、中学時代の不登校と一年間のニート生活を経て、最近ようやっと気付いた。
逃げ出そうぜ、くたばらないうちに。
ままならない人生、窒息するならキッスだ!

というわけで(どういう訳か)、
高尾山である。

当ても無く京王線に乗って終点まで行くと山へ着くんである。
なんと大学へ行くよりも安上がりの運賃で行ける事実。
「そうだ、山行こう。」というノリでも行けちゃうし、かなり派手に寝過ごしても行けちゃう。(そして終電ならすなわち絶望)
そんな素敵スポット・高尾山!

かくして3コマの講義をふいにした阿呆学生は、麓を散策し、お土産の店をひやかし、お饅頭いただいて帰って来ました。

今度はリフトに乗ってみたい(時間無くて乗れなかった)。

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