ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

『科学と学習』-cali≠gari 20th caliversary "2013-2014- 04.18@ 赤坂BLITZ

ツアー初日の赤坂に行って参りました!

 

【 SET LIST】

01.シャ・ナ・ナ
02.淫靡まるでカオスな
03.JAP ザ リパー
04.トレーションデモンス
05.ウォーキング!ランニング!ジャンピング!フライング!
06.ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!
07.春の日
08.スクールゾーン
09.誘蛾灯
10.わずらい
11.冷たい雨
12.ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日
13.暗中浪漫
14.トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
15.踏
16.マッキーナ
17.マグロ
18.クソバカゴミゲロ
19.マネキン

EN1
01.初恋中毒
02.ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
03.君が咲く山

EN2
01.虜ローラー

 

いやぁ、楽しかったなぁ・・・・・・!!

 深夜、バーミヤンで炒飯ギョーザセットキメて独り家路につき、『死せる青春』DVD三曲目くらいまで見たところで意識が朦朧となり、泥のように眠って、昨日は身体ガタピシで話にならん状態でしたが、猛烈に楽しかったです。

 

欲張って普段よりも前に出て、下手6列目くらいにつけたが最後、狂喜して飛び跳ねまくり・・・・・・。音の塊がビリビリと足元にわだかまって(つま先で空を蹴ると音に当たって足がジンジンする感覚)、BRITZ出てからもしばらく耳がおかしかったです。

 

いまあらためてセトリみると、23曲もやってたのかー!と若干の驚き。

新旧取り混ぜた選曲で大サービスですなぁ。

みなさんのつぶやきをホクホクと拝見しつつ、自分でも振り返ってみます。

 

~開演前~

✔雨が降ったせいか、まさかの4月に白い息が出るほどの寒さ(ドン引き)で、みな凍えながら開場を待つ。Tシャツに着替えた人はかなりツラかったはず。春の寒暖差は考えもんですなぁ・・・・・・(;´・ω・)

✔SEはおそらく青さん選曲の童謡メドレー。ツアータイトル自体、学研のパロディなのでナルホドと思いましたが、残念ながらゆとりには全然わからない・・・シブすぎて・・・・・・。さわやか3組』と『できるかな』くらいしかわからんよ!ww愉快でゴキゲンな童謡が小一時間流れ続ける中ジッ・・・と開演を待つという、cali≠gariにはありがちな光景が展開されました。

 

~本編~

✔『シャ・ナ・ナ』始まりなのは新鮮~!!

✔『ウォーキング~』→『ミッドナイト!~』の流れ超好き・・・。「羽撃け~♪」と「いっそ何だってかまわない オマエがいなくちゃ始まんない イカレちまったよ…ウォ~♪」の歌い方が死ぬほど好きなんすよ・・・。滅茶苦茶カッコいいンすよ・・・・・・。

✔春に『春の日』を聴けるという、しやわせ。

✔『誘蛾灯』・・・・・・!!『ママパパ』・・・・・・・・・!!

トゥナイトゥナイ ヤヤヤ』の音源を一刻も早くください。

✔『マッキーナ』~『マネキン』→??!!!テンションがうなぎのぼり↑↑『クソバカ~』では、私を馘首したY本(仮)への満身の憎悪を込めて「ッッッックソバカゴミゲロ!!!!」と叫び、最高のリラクゼーション。このあたりで脳内麻薬ドバドバ出てわけわからん状態に・・・。

 

~アンコ(1)~

✔ひとつ確認したいんですが、『初恋』の振り付けって、研次郎さんいつから考えてたの・・・?ずっと前から・・・?もしかしてあの場で思いつき・・・・・・?なんの淀みもなかったけど・・・?そして完璧に対応するガリストな・・・・・・調教済みか!!

「アイはσ(´∀`)ユーに( σ´∀`)σラヴしたんです~♪(∩´∀`)∩‹♡~♡」

✔そして青さんヴォーカルゥ~!!フゥ~↑↑フリ嫌がってらしたけども~♡(でも研次郎さんが喜ぶから~♡)→最後合流してコーラス入れる小粋な石井さん!

✔『君が咲く山』、青さんが頑なに嫌がってたけど、各々がホイッスル吹くの楽しそうでいいですね!みなさん、ホイッスル手に入れるために赤坂を奔走してて頼もしかったです(※完全に人頼み)でもやっぱり吹くタイミングとかが難しくて、「・・・おめーら、ちゃんと曲おぼえてこいよ!!(笑)」と青様。てへぺろ(/ω\)

 

~アンコ(2)~

✔完全に、アンコ一回で終わりだと思って帰りかけてしまった・・・w出てきてくれて望外の喜びです!

✔石井さんがやたら「さよなら・・・、さよならです・・・・・・」とか素のトーンで言うので、「さよなら」とか言われるとせつなくなっちゃうよ!(´-ω-`)とシュン…としていたところ、『虜ローラー』が!「さよなら」→「♪バイバイナイナイナイ」へのフリかァ・・・・・・!!お手々ふる石井さんかわうぃ~・・・(;´Д`)♡

 

こんなところですか・・・・・・。長い・・・・・・。

ここまで書くのにすでに一時間かかってんスけど・・・・・・つ、続けます。

MCとかもうおぼえてねええーーー!!ので、メンバーの印象を書きます。

 

研次郎さん→相も変わらず下手にいたので、研次郎さんガン見してたんですけどもーホントウにアホみたいに格好よくて抱いてくれって言うか弾いてくれ(号泣)ってなりましたわ・・・・・・。この日本屈指の若手ベーシストwikiより)ムライケンジロウ氏に弾かれまくりたいっすわ正直。。。来世、村井さんのベースに転生ワンチャン期待してます。最近、銀髪(※染髪による)が気になってて、どうも銀に染め続けてると凄いいきおいで痛むらしいんですけど、研次郎さんの銀髪は長いのにいっつも綺麗だなァ~どうケアしてらっしゃるんだろう??筋少の橘高さんのブロンド同様完璧でステキだ~!!

 

青さん→最初、「青さんだけ白衣キター??!」と思ったんですが、どうも違ったようで、水木一郎風の赤いスカーフがオシャンティでした!アッ、いっこMCおぼえてるのが、研次郎さんが「青さんはなぁ~!!昔はコンパクトで機材のあいだにテトリスみたいに挟まって寝てたんだぜェ~!!当時45kgしかなかったんだぜイェ~!!」って仰ってて、176cm/45kgの男性とかもはや存在が危ぶまれるレベルだとあらためて戦慄したんですが、石井さんが「え、いまは何キロなの?」とニヤニヤ質問し、研次郎さんと耳打ち→青さん笑いながら睨む→「・・・青さんに体重を聞けるのは秀仁くんだけなんだぜェ~!!」というアットホームコントが実におもしろかったですwほっこり♡(※厳禁)

あとどっかで青さん「めんご!」って言っててか~わいかった♡

 

誠さん→誠さん、いつもよく見えないけど本当に痩せられましたよね?!フェースラインが一時期よりあきらかにほっそりしてシュッとなってて、「まっこかわい~い♡」とウットリしてる人が沢山いましたよ!!かくいう私も、メンバーの名前叫ぶのとか普段恥ずかしくて出来ないんだけど思わず「\まっこー!!/」って呼んじまいました///青さんのフリが聞こえなくて入りをトチるところも愛しいよまっこ・・・・・・。

 

石井さん→ワッフルパーマみたいなふわふわヘアーに刈り上げがまぶしい黒髪で、最初セットアップをお召しになってたんですが、背中がパックリ開いて肌が露出していたので、これは・・・脱いでくるぞ(確信)と待ってましたら、下に来ていた白黒波模様のカットソーが、長袖なんですけど丈が乳首ギリギリまでしかないんですよ・・・・・・なん・・・ なんなんですかあの御衣裳は(動揺)あれがチラリズムの美学なんですか・・・?例のお臍のわきにあるほくろといい、どうもセックスアピールが過ぎるな・・・・・・??で、丸出しのお腹はまるでバニラアイスクリームのようになめらかで美しく、ほっそりして縦にスジが入っていて、帰ってから思わず『腹筋 縦 割り方』でググって*1しまいましたよ、美しすぎて・・・・・・。37歳のおじさんのお腹に女子の目線クギづけだよどういうことだよ・・・・・・。ハートキャッチプリキュアなのかよ(混乱)

そんでもって、アンコで着てた黒いサロペット、あれ上半身だけだと完全にエプロンに見えるんですよね。ゆえに視覚からの『うたのおにいさん』感というか、しゅうじせんせい(37)感が凄くて、うわあ引率されてえ・・・・・・っていう・・・。そんな石井さんのエプロンみたいなサロペット姿は、パンフレットにて拝めますので今後の日程行かれる方は是非、お買い求めください(密室の犬より)。

 

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『死せる青春(ライヴDVD+CD)』の会場限定盤は、職人がひとつひとつ手作りした和紙パッケージです。「ワ~本当に和紙だ~」と思ったけど、私のは中にちょっとした不良がありましたw(アロンアルファでくっつけよう)そこまで長くないので、多分持ち運びはバッグがあれば平気ですよ~!

 

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ツアーパンフ。

すがすがしいまでのパク・・・オマージュ。すっごいわかり辛い萌え披露してよかですか・・・?石井さんが両手を白衣のポッケに入れてるんですが、中でギュッと握ったお手々の骨が浮かび上がってるのがキュートです。ゼヒ確認してください。このすっぽり感よ。。。

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特別付録はカイワレ大根の種です。

コスパ高いのでみんなで育てましょう!(カイワレ食べられないけど・・・・・・)

 

*1:女性向け記事しか出てこなくてワロタww『あこがれのモデル体型ボディメイク☆』そうか、石井さんは美女だったんですね・・・。

仕事をやめ ラブパレード 夢のように うまくやれる

エー、無職です。(10日ぶり二度目)

 

先日ついに、生まれてはじめてハローワークなるところへ行きました。

うちの母が電話にて「あそこに行くとメンタルをゴリゴリに削られるわよ」と恐ろしげなことをまことしやかに囁くので、ハローワーク鬼の棲家(©石井秀仁)なんだ・・・・・・」と殆ど絶望的な気分で訪問したのですが、そんなことはまったくなかったです。

やったことと言えば、登録シートにコリコリと鉛筆で身上と希望を書き、ハローワークカードが発行され、相談員のお姉さん(相談員にはお姉さんとおばさんとおじいちゃんがおり、おしなべて優しげ)に話を聞いてもらい、検索システムで求人をさがす(気に入ったら求人票を印刷して検討→ハロワを通して応募する)ことくらい。取って喰われるような展開はなかったとです。

今日も今日とて行ってきました。

 

しっかし、見つからない・・・・・・職!!

いや、求人なんて必要最低限の条件しか入れなければ何百件と出てくるんです。ただ・・・・・・私に勤まる仕事がまあ・・・・・・、まあ無いです・・・・・・。職歴ナシ資格ナシ技能ナシで、フィジカルもメンタルもよわよわ。使えないことこの上ない。ド文系でつぶしも聞かず、「大卒? それがなにか??」というありがたみの無さ。

日に日にでくのぼうっぷりがあらわになり、「私なんて・・・・・・」とつぶやきながら轟音で人間椅子を聴いて眠れぬ夜を耐え忍び、オーケンのエッセイを読んで平日の真ッ昼間をホテホテ歩くクソサブカルの末路を地で行っています。

大学生のみんな。新卒の先輩(ニート)としてひとこと言っておくね。

こんなんなっちゃだめだよ、資格を取れ。

 

幸いなことに父親がまだキレてないし、心優しいお兄様が励ましのメールを送ってきてくれたので、週明けからまたがんばるます。。。

 

クズであることの証左として、事態は何も解決していませんが明日はライヴに行きます。未来の自分がどうなろうが、ライヴの予定というものは原則数ヶ月前から決まっているものであり、ライヴがある日を起点としてスケジュールが決まっていくことは万人周知の事実です。この場合、数ヶ月後の自分が無職であることは計算の範囲外です。人生ってそういうことです。悲しいけどこれ戦争なのよね 。

 

GOATBED『ミュージック コンプリート』の歌詞は、無職の心をシュワりと突き刺すよ。『♪僕はトゥーシャイ ロマンチスト  ♪愛し会いたい 簡単に……』と歌う石井さんの心にもないプラスチック感にキュンとくるし、『確か僕の 友達だよね?』というフレーズから香り立つ少年っぽい怜悧さよ・・・・・・。

 

石井さんの話が出たところで、『cali≠gari ぼっち参戦』というキーワードで検索してここにいらしたお嬢さん(※と仮定)がいるようなので、書いておきますね。

 

cali≠gariはぼっちでも平気です!(大声)案ずることなかれ!

 

かくいう私もいっつも一人である。

cali≠gari繋がりのお友達は若干名いますが、みなさん遠方にお住まいなので、当日終演後にでも会えたら会えばいいかな、という感じ。待ってる間も見てる間も基本一人だけど、気にしないっす。ひとりの人多いですよ、大丈夫だ。お友達とはしゃいで楽しそうな女の子達ももちろんいますが、お、さてはケンジロウさんファンだな!とおもわれる逞しいメタラーなお兄さんがすっくと立って見てたりもするよ。ファンの年齢層も高めだし、おひとり様推奨バンドじゃないだろうか、cali≠gariは。

明日のツアー初日だって一人で行くぞ!

皆さん楽しみましょう。

密室の~♪ おばさんまだかな~~♪♪(まだ見てない人は早く見ましょう、大草原必至)

 

 

解けだして凍てついて繰り返して春が

なにやっとんだ、という感じですが、なにもやっておりません。

最近は4時くらいに寝て、15時くらいに起きています。

なにも私を阻むものがないのだ。おそろしいことです。

なんてったって無職~♪ このまま無~しょ…♪あかん!!( ゚Д゚)

 

なにゆえこのような有様になってしまったのか。

ちょ・・・・・・、ちょっと整理します。

 

-余は如何にして無職の民となりし乎(新卒クソ文系編)-

 

-去年の秋頃-

父が命にかかわる大病を得て長期入院する(→のちに退院して自宅療養)。

基礎学力の低さと一般教養の欠如、及び研究能力の無さを痛感し、大学院進学を断念する(この時点で就職活動は一切行っていないので、就職のアテなし)。

 

-去年の暮れ~正月-

12月29日までのたうちまわり、卒業論文を完成さす。1月某日、無事提出。

1月31日まで期末試験に追われる(※2年次の不登校により、なんと4年の後期になっても般教の単位が足りておらず、単位取得に汲々としていた)。

 

-二月-

春休み。

基礎科目の4単位を取れずに留年する夢を見てうなされ、戦々恐々としながら実家でWOWOWシネマ観たり本読んだりポップコーン食べたりして過ごす。

 

-二月末日-

成績開示。

首の皮0.5枚で卒業が決まる(→のちに、「入学したときより嬉しかった」と涙ながらに祖母談)。

卒業論文の評価は「優」をいただく。

死ぬほど努力が嫌いなダメ人間であるこの私が死ぬほど努力して完成させたのだから、「優」をとって然るべきだという思いがあったが、やはり嬉しく、感無量だった。

 

-三月-

ぐずぐずとバイトを探し始める。

大学のバイト斡旋サイトで、学習塾のバイトを見つけ、応募する。

面接が終わった5分後に採用される。

なんだよ、案外楽勝だな!( ^)o(^ )と思う(※ここでなんの猜疑心も抱かないのがニートたるゆえんである)。

 

-三月末日-

卒業式。

晴れの日に、華々しく卒業する。

 

-四月-

バイトの研修が始まる。

まっっったく仕事が覚えられず、指導係のヒゲイケメンに「何回同じこと言わせとんじゃこのアホ女が脳みそついとんのかワレ」(※要約)と言われる。

2日目にして「残念ですが御期待に添えず(中略)ご健勝をお祈りしております」という内容のお祈りメールをキメられ、馘首される←NEW!

 

 

・・・・・・という一連の流れにより、クソ文系サブカルクソ女(※重複表現)は、晴れて進学も就職もできずに、ニートになりました(^o^)丿

たとえ大学を優秀な成績で卒業しても、バイトは二日でクビになります。

アカデミーというぬるま湯に首まで浸かって生きてきた社会性皆無の人間の好例ですね!

現在求職もしていませんが、不思議と安寧を感じている自分がおり、こりゃ終末への旅路がはじまったカナ?☆〜(ゝ。∂)というかんじです。

 

・・・・・・いや、さっさと親の言う通りハロワに行けよという事態なわけですが。

クズ特有の無駄なプライドの高さが邪魔をして、「なんでもいいから仕事をください!」という切羽詰まった姿勢になることができず、新たな一歩を踏み出せずにいます。駄目だなァ・・・・・・

 

というか、クビ切られたのなかなかショックでした。

「これだから現実はクソなんだよナ~」とか言って笑ってごまかそうとしましたが、どうみてもクソなのは私ですし、本当に必死で頑張ったんですが、我ながら引くくらい仕事覚えが悪くて、どのみちやめなければならなかったと思います。

人生で初めて労働して得たお金は9000円でした。

まだ振り込まれていませんが、私はこれでヘッドフォン・イヤホンスレのおすすめ紹介(~1万円価格帯)にて定評を得ているイヤホンを買おうと思います。

 

「社会から必要とされていない!」→「死にたい!死ぬしかない!」というお得意の希死念慮が襲い掛かり泣き暮らしていたのですが、そろそろカラカラに干上がってきました。死ねないし、ちょっとそんな根性ないし。

 

とくに太宰が一番好きな作家なわけではないのだし、むやみやたらと太宰を引用する人は鼻につくような感じがしますが、ここ幾日かはこれが浮かんで離れません。

 

死のうと思っていた。
ことしの正月、よそから着物を一反もらつた。
お年玉としてである。
着物の布地は麻であつた。
鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。
これは夏に着る着物であらう。
夏まで生きていようと思つた。

 

 

晩年 (新潮文庫)

晩年 (新潮文庫)

 

 

『夏に着る着物』を積み重ねて、一日一日死ぬのを先延ばしにすることが、いまは大事です。

とりあえず私の場合は、今月の18日にはcali≠gariのライヴだし、23日にはずうっと楽しみにしてた『いとしの猫っ毛』の新刊発売日なので、その日までは生きます。死んでる場合ではない。

そうだった、昨日はさくちゃんと桜を見に靖国神社へ行ったよ。

雨が降ってきたので、ひきあげて中野ブロードウェイにも行った。楽しかったんです。

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職なしカネなし資格なし、恋人もおらず、肥って顔色も悪いですが、死んでる場合ではない。

皆さん、死んでる場合ではないんです。 

 

元気でいかう。絶望するな。

 

春よ来い!(全人類に)

 

まるでコンピューター・グラフィックスなんだ、それが!


卒論で優秀な成績をおさめ、無事大学を卒業しました。


バイトを二日でクビになりました。


どっこい、生きとるんだなァ、これが。



以上、近況報告でした!☆〜(ゝ。∂)



「きみはあの月も 星も あんなものが本当にあると思ってるのかい」


『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』を、二月の終わりの日に、見に行ってきました。世田谷文学館です。

クラフト・エヴィング商會』とはなんぞ? というと・・・・・・

吉田浩美吉田篤弘によるユニット名。著書の執筆と、装幀を中心としたデザイン・ワークを主として活動している。

(中略)

自著に登場する架空の品々を「ないもの、あります」の謳い文句のもと、さまざまな手法によって具現化し、自著と展覧会を通して数多く発表している。それらは「作品」ではなく、あくまで「クラフト・エヴィング商會」というセレクト・ショップが仕入れた「商品」として取り扱っている。(以上、パンフレットより引用)

という、奇特な(?)方々です。
吉田篤弘さんは、小説『つむじ風食堂の夜』の作者である、と説明すると、分かり易いかもしれません。

要は、「実在しないものを、アート作品として作り、本当に店で売っている体で展示する」という趣向なのですが、これが実に面白かったです。

「商品」は、「道化師の鼻」,「肺に咲く睡蓮の標本」(ボリス・ヴィアン!),「声の棺」,「稲妻の先のところ」・・・・・・

それらが白い箱に収まって、倉庫のように陳列されている。ひねりと洒落が利いていて、美しい品々。
小川洋子さんの作品世界を彷彿とさせるなァ、と思っていたら、小説とアートでコラボした本も出版なさっていました。

非常に素晴らしかったのは、展示空間内に出現した、架空の書店とショーウィンドーです。映画のセットさながらの、夜の街角が再現されていて、そのときちょうど私一人しかいなかったものですから、まるで霧に包まれた不思議な国にただ一人でいるような気分になりました。本当にうっとりするような濃密な不思議空間で、これを見るためにまた行きたいほどです。

そんな古書店『一角獣』には、村上春樹の『風の歌を聴け』に出てくる世にも名高い架空の作家、デレク・ハートフィールドの本『夢はいつだってここにある』が陳列されていました。(吉田篤弘さんが卒業制作のときにつくったものだと、御本で読みました)

そのあとのコーナーは、『クラフト・エヴィング商會』が実際に手掛けた装幀の数々が展示されております。

アアッ! これもこれも?! いやはや、あれも!!

となるような、書店でたしかに見たことがある、いやむしろ自分の家の本棚にもある本の装幀を、沢山手がけてらっしゃいました。(ちくま文庫の百けん集成とか)

アトリエが再現されていましたが、まさに創意工夫のかたまり。
こんな風にお仕事できたら、素敵でしょうねえ。

とてもおかしくて夢のある、素敵な展覧会でした。


最後に、この展覧会のチケットを。


真ん中が星形に型抜きされていますね。
この星はいったい、どこへ行ったのか?

答えは展覧会の中にあります。

――そう。まさに、「星を賣る店」なんであります。お見事!

       *

「じゃ月や星はどういうわけで動くんかい」

自分が問いかえすと

「そこがきみ からくりさ」

その人はこう云ってカラカラと笑った 気がつくとたれもいなかったので オヤと思って上を仰ぐと 縄梯子の端がスルスルと星空へ 消えていった   
(『一千一秒物語』 稲垣足穂

       * 


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


毎年のことながら、二月が終わるのが速すぎて笑いをこらえきれません。もう三月とか嘘でしょ?
こないだ年越したじゃん? 嘘・・・・・・???(^.^)

注文の多い注文書 (単行本)

注文の多い注文書 (単行本)

星を賣る店

星を賣る店

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)

真っ逆さま 跳んで 迷子になりに出掛けようパレード

〜東京カリ≠ガリランド IN 舞浜アンフィシアター〜 2/1・2/2


素晴らしかったです、カリガリランド(感涙)

夢の国から帰還して都合四日たってますが、今日までほとんど何も考えていません。それくらい浸っていました。

cali≠gari史上最高のライヴではないかという声があちこちから聞こえてきましたが、個々人の思い出補正をのぞけば、ショーの完成度としては随一のライヴだったと思います。それくらい凄かったっていうか、私的にはこれまでの人生で見た様々なショーの中でNO.1あげてもいいよ・・・。もうお前が一等賞だよ・・・。あんたが大将だよ・・・。といった具合です。お手上げ状態!\(^o^)/

ガリストたちよ、これがエンターテインメントだ。

って感じでしたよ。アダルトヴィジュアル系のおじさんたちの眩しさに涙ですよ、もう。オジサンたちキラッキラでしたよ、もう。

感想はもうあがりきっているので、私は両日のチェックポイントだけ淡々とあげて、ちょこちょこっとコメントを書いて、あとは胸にしまいます・・・。それでもたぶん縦に縦に長くなります、スミマセン・・・。一応セトリもつけとくんで、よかったらす、スクロールしてくださひ・・・(/ω\)

2/1 SET LIST
187

散影
淫美まるでカオスな
トイトイトイ
娑婆乱打
マッキーナ

〜(AVコーナー)〜

僕は子宮
やせゆく社会
ゼリー
東京ロゼヲモンド倶楽部


白い黒
まほらば憂愁
すべてが狂ってる
マネキン
クソバカゴミゲロ
37564。

<アンコール>

トゥナイトゥナイ ヤヤヤ(※石井さん新曲)
虜ローラー
電気睡蓮

✔「ふーやれやれ」と座席に着席した途端、目の前に半裸サスペンダー+ホットパンツの猥褻なミッキーがドーン!

✔AVコーナーでは、コントーショニストによるダンスと、破廉恥ミッ○ー&ミ○ーによるポールダンスが披露された。シルク・ドゥ・ソレイユ
✔石井さんが雪の女王orティンカーベル(シースルー+真珠)

✔冴え渡るまっこのドラミング&安定のベース

✔「淫美〜」での石井さんダンスはハイキックのような動きで、おもわず「かっけー・・・」と声が出た。(奈落に落ちていく時もピョンピョン跳ねまくり元気印のしゅーちゃん(37・最年少)

✔新曲はcali≠gariにおける「第九」

――――――――――――――――――――――――――――――

(ふりかえり)

こいつぁ・・・とんでもないところに来ちまったぞ・・・。という感じだった怒涛の一日目。二日目への期待が否応なしに高まる。メンバーのテンションが高く、楽しそうなのが伝わってきて、こちらもホクホクえびす顔。パンフに載ってるセトリよりさらに練り、いくらか曲を変えた模様。「過去の曲は覚えずに新しく作る」(※パンフレットより)というように、『白い黒』などはあたらしい曲のように新鮮に聴こえていとGOOD!でした。というか、いまちゃんと聴いたら滅茶苦茶かっこいいですこの曲!!どんどんリアレンジしてほしいな〜!

2/2 SET LIST

空想カニバル
淫美まるでカオスな
マッキーナ
シャ.ナ.ナ
暗中浪漫
月光ドライブ
ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!


続、冷たい雨
冷たい雨
冬の日
その斜陽、あるいはエロチカ


オーバーナイトハイキング
かじか
発狂チャンネル
マグロ
187

<アンコール①>
トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
ブルーフィルム
電気睡蓮

<アンコール②>
クソバカゴミゲロ

ドラァグ・クイーン オールスターズによる〜
エロトピア

✔美しいエアリアル・シルクのパフォーマンス・・・!(天井から下がった布に巻き付いて回るアレ)

✔研次郎さん「感動しちゃったもん」(オーバーナイトハイキングの客席からのペンライトの光にたいして)

研次郎さん「もうすごぉい、第九よ!第九ゥ!」(※石井さんの新曲に感動する青さんのモノマネ)

✔石井さん「(ファンに対して)ブスなんて言ってませんよ。みんな可愛いなっておもってるよ?(さらりと)」ガリスト「きゃあああああ!!」石井さん「物販いっぱい買ってくれる子はもぉ〜っと可愛いよ?(したり顔)」 

✔石井さん「やりたいやりたい・・・!」(※ズッコンバッコンの腰つき)

✔青さん「なんなのそれ・・・女装?」(黒のフード付きワンピースに着替えた石井さんを見て)

✔今回のライヴが180万の赤字と判明。「だから!物販を買ってください!(切実)」

✔ダブルアンコ・・・15分以上の休憩を挟み・・・、奈落からせり上がる圧巻のドラァグ・クイーンたち!大歓声!!

青さんとオナンちゃんがべろチュー(※2日目のハイライト)見逃したッ・・・!

✔奈落に落ちていくとき、ポールダンスのポールに飛びつきのぼり棒のようによじ登る石井さんのサービス・・・♡軽快(37)♡

――――――――――――――――――――――――――――――

(ふりかえり)

もうなんていうかね・・・、大勢の花形ドラァグ・クイーンさんたちがせり上がってきた瞬間、はっきりと┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨というSEが聞こえましたし、「これは夢なの・・・?」と思いましたし、自分がどこで何をやっているのか、本気でわからなくなりました。感動しました。めくるめく新時代の幕開けを見ました。
あと、客席をかけ回る石井さんが1メートルの距離まで来てくれて、「アッ、生きてる・・・」と思いました。一日目の真珠シースルーに着替えていて、目の周り真っ黒で、骨格華奢すぎて、どえりゃー美しかったです。
シュージスト「\世界一かわいいよ!!/」
石井さん「どうもありがとっ♡」

ってコール&レスポンスやりてーよ、もう。似合うよ!(半ギレ)

cali≠gariって強烈なハッタリ感が魅力のバンドではあるんですけど、あえてエンターテインメントの正道をいくとこうなりますよっていう・・・、アラフォーのおじさんたちの本気のグルーヴとコネクションを見せつけられて、もうノックアウトされました。完敗だよ・・・。

帰り道、舞浜駅でディズニーのパレード終了の花火を見ながら、ギリギリで会えたお友達と「いい年でしたね・・・」と口走ってしまうくらいの、圧倒的年の瀬感でした。もう、今年終わっていいよ。二ヶ月しか経ってないけど。

――――――――――――――――――――――――――――――

いやぁ、案の定長くなっちまいましたがこんな感じでした。
青さんも「すごく楽しかった、またやりたい」と言ってくれてますし(ファン冥利に尽きます・・・)是非、定例行事化してほしいと思います。アンフィシアター、見やすいわお洒落だわですごくいい舞台でした。

20周年アニバーサリー全国ツアー「科学と学習」は、赤坂からスタートです。行きたい!!行きます!!


――――――――――――――――――――――――――――――

(おまけ)

石井さんの二日目の本編での衣装をみてピンときた。
「石井さんほぼほぼエストやないか・・・」


これにめっちゃ似てました。(主にシルエットが)
石井さんもお好きだという『ファイブスター物語』のファティマ(エスト)のプラスチック・スタイル!ちゃんと白ソックスも着用していたよ!!

・・・この『石井さんファティマ説』SNSでも唱えてたんですけどね。まったく賛同を得られなく(というかスルーされ)て哀しかったよ!( ^)o(^ )わりとどうでもいい日常の呟きにはすぐ『いいね!』がつくのに、FSSとかのネタを振るとポカンとされてしまうこんな世の中は殺・伐!!

・・・・・・似てますよね?(;´・ω・)



※トップの画像は『KISSXXXX』より。
ミッキーの耳付けてライヴって、KISSXXXXでもやってたよね、という声を聞いて。『GO GO ミッキーマウス関西Fightingツアー』やってたね、ディーキュセ!懐かしい!!(笑)

This Must Be The Ugliest Piece Of Bread I've Ever Eaten

自分のあたまのわるさに自家中毒起して死にそうです

暗愚 それすなわち 死


それでもなお

はるばる行くぜ 舞浜



テクノデリック

テクノデリック