ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

けものがれ

人の文体というものが好きだ。


他人のブログを読んでいると
みなその人独自の文体を有しているのがわかる。


ひとつのものを見ていたって
みんな感じることは違う。
みんな違う視点を持っておる。


対象が一つでも綴られる文章は十人十色。
異なる頭脳が生み出す異なるフォーマット。
私の考えてることはあなたには知覚できなくて
君の考えていることは俺には体感できんのだよ。
面白すぎだろ。
もう人の感想文とか読むの大好き。
自分にはわかなかった疑問とか感情とか
持っているのが素晴らしくて感動する。
文体は人そのもの。
行間に呼吸の置き方とかあらわれてる。
その人のバックグラウンドも透けて見える。


個人的に明るい人より暗い人の書く文章の方が面白いと思う。
明るい人って楽しかった、美味しかったというプラスの表現の
描写に終始するから文章が明朗で短い傾向にある。
暗い人は書きたがる、とにかく。
アーティストのブログを読むのが好きだけれど
暗い人ほど面白い。いろんなこと考えて生きてるのがびしびし伝わってくる。
そこに客観性があるとなお良し。
客観性を持たない文章はポエムになってしまう。あたしはなりがち。厨二は総じてポエマー。
「ああ、こんなところで俺はうだうだなにやってんだろ」という現実感があると
俄然文章は冴えてくる。




こんなこと書いているけど物理のレポートが終わらない。
グラフが多い。計算が多い。
そして、考察・・・?考察だと・・・?なにを考察しろと・・・・・・?
実験の意図さえ解っていないのに考察など出来よう筈もない。
数学6点の人間にルートの計算なんてさせないでくれ。(※6点=高2のときの模試)
締め切った部屋で冷房もかけずに電卓はじいてたら汗があああああ
あ、ホチキスがない・・・。