ヱキセントリック少年少女

はにかみ屋のシティガール

元気でいかう。絶望するな。では、失敬。

積ん読が多い。
最近買った本だけでも、先述の二冊に加えて

津軽/太宰治
坊っちゃん/夏目漱石
・田園の憂鬱/佐藤春夫
・文人暴食/嵐山光三郎
文学部唯野教授(と、その副読本)/筒井康隆
南方熊楠の特集本何冊か


があり、このうちの幾つかは既に平行して読んでいるものの、気分次第で止めたりしていて、そんないい加減な読み方だからちっとも減らない。
「本は腐らない!」というのが積読家の必死の主張である。(殊に、世に『名作』として通っているものならば、何年、何十年と家に置いておけるのだし・・・)それにしても、どんどん本を購うので当然だがどんどんお金が無くなっていく。本というのは娯楽だが有益ゆえに高い買い物である。私は明日病院に行くのも忘れてハードカバーを手にとってしまうお馬鹿さんだ。いったい年明け頃の懐の温かさは何処へ消えたのか。

私はいま、柵ちゃんの洋行土産で貰ったキーホルダーのサイコロをころころ転がして遊んでいる。キーホルダーには「ラスヴェガスネヴァダ」と書いてある。グローバル。住まいは6畳だが、心はグローバル。お金は無くとも、せめて本でも読んで最低限文化的に生きていきたい。

とても寒いので、青森と太宰に思いを馳せつつ「元気で行こう、絶望するな!」と自分を鼓舞する。

津軽 (新潮文庫)

津軽 (新潮文庫)